ウルトラライトプレーン製作記
ウルトラライトプレーンの機体キット入荷
2004 年 初夏、ウルトラライトプレーンの機体キットが自宅に届けられました。
その時の状況を、写真でご紹介します。
これらの写真を撮ったあと、37 ページもある出荷品リストをもとに、
すべての部品があるかどうかチェックしました。驚いたことに、不足は 1 件もありませんでした。
しかし、リスト自体の誤りによる、欠品の可能性は残っています。
入っていた保証規定を読んでびっくり。
クレームは 1 回しか出せず、しかも、入荷後 30 日以内に出さなければならない、
それを過ぎれば、クレームではなく購入になると書いてあります。
組立ててみないと、必要な部品が本当にそろっているか、各部品が正常かどうか、
分からないので、期日までに組上げる必要がある事になります。
しかし、それはできそうもありません。
結局、期日までは、使える時間と体力のすべてを投入して、できるとこまで頑張って見る
という事にしました。
トラックから品物が下ろされた直後の状態です。二階から見下ろして撮っています。
写ってませんが、もうひとつ箱がありました。
箱は全部ダンボール箱です。主翼のスパーなど長いパイプは、写真下方の長い紙製の
筒に入っています。どれも、一人で運べる重さです。
エンジンは注文してないので入っていません。
箱から出して、部屋の中においてみたところです。
大部分の部品が、ダンボールのボードの上に貼り付けられ、その上から、
ラップされた形になっていました。
各部品とボード上には、それぞれ品番ラベルが貼られていて、
一対一で対応しています。識別、照合が簡単です。
出荷検査だと思いますが、ダンボール上の各ラベルに、赤いチェックマークが記されていました。
小さい部品も同じようです。
白いのが燃料タンク、ダンボール箱の上の黒いものは座席です。
細長いダンボール箱の中はプロペラです。
床のカーペットを痛めないよう、いらない布団や毛布などをかき集めて敷いてあります。
タイヤ、チューブ、ホイールなど、部屋の中に入れておくには、ちょっと汚い気がしたので、物置に入れました。
何よりも大事な技術資料です。
部品は壊しても無くしても、替わりはすぐ手に入りますが、技術資料が無くては、何もできません。
左から、アッセンブリマニアル(組立ての説明)、オーナーズマニアル(整備や飛行の説明)、保証規定です。
これ以外にも、出荷品リストやログブックなどの書類も入っていました。
また、ここにはありませんでしたが、正規オーナーを示す引渡証と言った感じのものが、後日郵便で届きました。
技術資料は大切なので、全部コピーをとり、それを見て作ることにして、原本は袋に入れてしまってしまいました。
アッセンブリマニアルの中のページの例です。
ラダーの前縁をなすパイプに、ヒンジの役割をするアイボルトという部品 2 本を取り付ける方法を、説明しています。
このように、わかり易く説明されていますので、それを見てやって行けば、初心者でも組立てられるという形になっています。
上の組立てマニアルの厚みはこのくらいです。
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