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ウルトラライトプレーン購入ガイド


ウルトラライトプレーンであるための要件



どういう要件を満足していれば、日本でウルトラライトプレーンとして認めてもらえるのか、見てみましょう。
要件は航空局が発行した サーキュラー ( 通達 ) の中に書かれています。
その中の必要な部分だけ取り出し、ちょっとだけですが見易くしたのが、下の表です。


要件 私の補足
(超軽量動力機の定義)
操縦者が着座姿勢で飛行を行いうる着陸(水)装置及び動力装置を装備した簡易構造の飛行機
着座姿勢で〜: 座席があるの意味
着陸(水)装置: ランディングギヤー等
動力装置を〜: グライダーはアウト
区分は、舵面操縦型、体重移動操縦型及びパラシュート型とする。 舵面操縦型: 普通の飛行機の形
体重移動操縦型: ハンググライダー式
パラシュート型: パラシュート式
単座又は複座であること。
自重は、単座のものは 180 Kg ( 397 ポンド )以下、複座のものは 225 Kg ( 496 ポンド ) 以下であること。

ただし、以下の重量分は超過しても良い
  非常用パラシュート  11 Kg まで
  非常用フロート  全重量
  フロート  28 Kg まで
これでアウトになる機種が、かなりあります。

さらには、固体によるバラツキが結構あり、他の項目を満足させるための改造で増える可能性もあり、メーカー仕様がギリギリでは危ないです。
翼面積は 10 平方メートル ( 108 平方フィート ) 以上であること。 これでアウトになる機種もあります
パワ・オフ失速速度は、65 Km/h ( 35 ノット ) 以下であること。 = 40 マイル/h
最大水平速度は、185 Km/h ( 100 ノット ) 以下であること。 = 115 マイル/h
推進力はプロペラによって得るものであること。 まあ無いでしょうが、ジェット機はアウト
車輪、そり、フロート等の着陸装置又は着水装置を装備したものであること。
燃料タンク容量は、30 リットル ( 8 ガロン ) 以下であること。 大きければ、小さいのに交換すれば良いので、問題なし
対気速度を計測できる機器及び高度を計測できる機器を装備したものであること。 無ければ、付け足せば良いので、問題なし


【ご利用上のご注意】
記事は細心の注意を払って書いておりますが、その正確性を保障するものでは、ありません。万一、記事により損害を被った場合も、賠償請求はご容赦ください。



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